ラブ・レッド ヴィニャ・マーティ 2021年 チリ セントラル・ヴァレー 赤ワイン フルボディ 750ml
¥2,800 (税込)
| ワイン名(原語) | ラブ・レッド(LOVE RED) |
| 生産者 | ヴィニャ マーティ(VINA MARTY) |
| 原産国・地域 | チリ・セントラルヴァレー |
| ヴィンテージ | 2021年 |
| ぶどう品種(栽培比率) | カベルネ・ソーヴィニョン、カルメネール、シラー |
| タイプ | 赤ワイン |
| 内容量 | 750ml |
| ご注意 | 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。 |
| 保存方法 | 要冷蔵 18℃以下 |
| 未成年者の飲酒は法律で禁じられています。 | |
| 特徴: ムートン、オーパス・ワン、そしてアルマヴィーヴァを造ってきた 醸造家、パスカル・マーティ氏が立ち上げたワイナリー。 |
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説明
LOVE
ラブ



一際目を引くシンプルなラベル、この「LOVE」シリーズは、ヴィニャ・マーティの中で最も親しみやすいアッサンブラージュ(ブレンド)ワインです。
このワインにはパスカル・マーティ氏が、ワイン造りに対する思いが込めらています。

ムートン、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァ。 世界最高峰のワインを手掛けるプレッシャーから離れ、自由にワイン造りができるようになった時、彼はまず自分のワインをもっと多くの人たちに飲んでほしいと考えました。 LOVE という世界で普遍的な名前をあしらったこのワインで、日々の暮らしの中のワンシーンに花を添えてほしい、喜びを味わってほしい、そんな願いから生まれたのがこのワインでした。

LOVEというワインの第一の特徴はアッサンブラージュ(ブレンド)です。アッサンブラージュのワインを造るには、100%同一品種のワインを造るよりも長く、複雑な工程を要します。例えば、フランスのボルドー。複数のブドウ品種を適した土壌に植え、収穫後にそれぞれをワインにし、仕上がった個性的なワイン同士を組み合わせることで、奥行きのある、シャトー独自の味わいへと昇華させます。 それぞれのブドウ品種を、適した土壌(テロワール)へ植え、異なる性格を持つ原酒を造るのが第一段階。その複数の原酒を、醸造家は経験と知識からアッサンブラージュし、バランスを整えて、1つの完成されたワインへと仕上げてくのが第二段階です。 アッサンブラージュがうまくいったときは、まるで一組の似合いのカップルが目tの前に現れたように感じられます。一人ではできないことも、二人なら実現できる。単体では不足していた部分が補われ、よりバランスが取れた、完成された味わいに近づきます。


いずれのワインも、決まったブドウ比率は存在しません。ボルドーワインのように、その年の天候や畑の出来具合を見て、マーティ氏自身が最適になるようにアッサンブラージュしていきます。 まず素材が提供され、それを自由にアレンジしながらマーティ氏がイメージする完成された味へ調えていきます。


骨格のあるカベルネ・ソーヴィニョンをベースに、ふくよかでスパイシーな品種、カルメネールやシラーを年によって バランスを取りながらアッサンブラージュ。熟成はステンレスタンクで、品種個々に風味をストレートに抽出しています。カシスや糸杉の凝縮した香りに続き、プラム、カカオ、ドライフルーツにスパイスの甘苦く心地よい香り。重すぎず、しかし長い余韻が楽しめるワイン。

タンニンを持ち、骨格を造るシャルドネをベースに、アロマティックでシャープな酸を持つソーヴィニョン・ブランを肉付けするようなイメージでアッサンブラージュ。しかし重くなりすぎないように、ブドウの収穫時期には注意を払います。二つの品種の特徴であるシトラスやパイナップルのような華やかな香り、ミディアムボディの味わい、そして長い余韻が感じられます。


チェリーを思わせる軽やかさ、フローラルな香と瑞々しい果実味が感じられ、生き生きとしたフレッシュな味わい。昼の陽光の下で仲間たちと飲むような華やかな味わいにふさわしいワインにできるように、年によって最適なブドウ品種を使います。赤ワイン造りとほぼ同じ工程を踏みながら、やや短めに8?12日間の発酵で仕上げます。フレッシュな味わい、生き生きとした味わいを表現するため、発酵温度も可能な限り低めにキープします。






五大シャトー「ムートン」、カリフォルニアの「オーパス・ワン」の後に、チリを代表するプレミアムワインの「アルマヴィーヴァ」を手掛けた時、彼はチリの類まれなテロワールを知りました。しかし、現状の大規模生産では、そのポテンシャルを引き出すだけのワイン造りが出来ない事にも気づいていました。彼の胸の内には、自身のワイナリーを造りたいという思いが芽生えたのもこの頃です。
2003年、アルマヴィーヴァでの自身の役割を果たした、との思いから、彼は自身のワイナリー設立に向け、動き始めます。コンサルタントとして世界中を回りつつ、ワイナリー設立準備を進めました。
「あのムートン、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァを手掛けたパスカル・マーティ氏が新ブランドを立ち上げる」
噂を耳にし、ワイン業界内外で彼の夢に共感した人が続出しました。例えば「ロード・オブ・ザ・リング」で有名な映画会社ニューライン・シネマ(現ワーナーグループ)のマイケル・リン氏や、元バロン・フィリップ・ロッチルド社の社長で、現在アメリカで輸入会社を経営するオリヴィエ・ルブレ氏もバックアップを申し出ました。
多くの人々の夢も乗せて、2008年、満を持してマーティ氏自らのワイナリー「ディオニソス・ワインズ」を設立。2013年、ヴィニャ・マーティと自身の名を冠したワイナリーへと変更、生涯をかけたプロジェクトとしての意気込みを表現するに至ります。

ヴィニャ・マーティのワインは、栽培から醸造まで一貫してパスカル・マーティ氏が直接手掛けています。全てのワインに、彼の経験と技術、そして深い愛情が注がれています。 今まで世界に名を馳せたプレミアムワインばかり手掛けてきたマーティ氏は、今、上質なデイリーワインを造ることにも等しく面白さを見出しているのです。

世界最高峰を造りだした醸造家が、新たな視点で造るワイン、それがヴィニャ・マーティの提案するワインです。 そのラインナップは幅広く、カサ・デル・セロ・レゼルヴァ、ラヴ、パチャ、マリポーザ、コラソン・デル・インディオ、カラク、セール、クロ・デ・ファと現在8シリーズのワインを造っています。










