18ディチョットグラーディ・ネグロアマーロ ヴァローネ 2020年 イタリア プーリア

¥3,800 (税込)

ワイン名(原語) 18ディチョットグラーディ・ネグロアマーロ
(DICIOTTO 18 GRADI NEGROAMARO)
生産者名 ヴァローネ(VALLONE)
原産国・地域 イタリア・プーリア州
原産地呼称 I.G.P. プーリア
ヴィンテージ 2020年
ぶどう品種(栽培比率) ネグロアマーロ
タイプ 赤ワイン
内容量 750ml
ご注意 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法 要冷蔵 18℃以下
カテゴリー:

説明

注文殺到のため、初回仕入分が完売!

 

18ディチョットグラーディ・ネグロアマーロ
DICIOTTO 18 GRADI NEGROAMARO

ワイン史上初。アルコール18度のスーパーストロング系。身も心も焦がす、魔性のワイン。アパッシメント(陰干し)製法で凝縮感を高めたブドウに、特別な酵母を使って、通常では製造できないアルコール度「18度」という高アルコールを実現。

 

ワイン造り

通常よりも長くブドウを木から切り離さずに残した陰干しブドウを使用します。
こうすることで、糖分や有機酸、ミネラルがよりブドウの果実に集中します。追熟することで、糖度が29度から31度程度まで上がります。 醸造は厳重な温度管理をした中で、ゆっくりと行います。通常の酵母ではなく、アルコール耐性に強い、最適な酵母を使用します。 (ほとんどのワイン用酵母は、アルコール度数が高くなると活動が止まります)

熟成は長くて60日、5000リットルの木製の大桶で行います。

 

サッシカイアはじめ銘酒を手掛ける醸造家

南イタリアのプーリア州で、今注目を集める生産者ヴァローネ。その理由は、なんといっても醸造家にあります。
ヴァローネの醸造家は、2007年以来、グラツィアーナ・グラッシーニ(Graziana Grassini)女史です。名門ピサ大学で物理学と醸造学を学んだ経歴を持ち、『サッシカイア』や『ソライア』を生み出したジャコモ・タキスの愛弟子の一人。現在では、コンサルタントとしてイタリア中のヴァローネのワイン造りを顧客に抱えています。
2010年にはテヌータ・サン・グイドの醸造を務め、さらにブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会のアドバイザーも務めており、今では世界中から注目を集める醸造家の一人となっています。

今やイタリアのプレミアムワインの代名詞ともなっている「サッシカイア」を手掛けた、グラツィアーナ・グラッシー二女史が、南イタリアの伝統的なブドウ品種で生み出すワイン。注目を集めるのも無理はありません。

 

ヴァローネのワイン造り

栽培
地中海から吹く風と、水はけのよい小石混じりの粘土石灰質土壌が広がる畑は、適度な水分、ほどよいミネラルバランスを持ち、高い品質のブドウを育てます。 それぞれの畑では、品種や気候条件に合わせた仕立て方で栽培がおこなわれていますが、一部の古い畑では、南イタリアの伝統的な手法であるアルベレッロ( alberello)という仕立てで管理されています。

photo

これは日差しが強く乾燥している南イタリアで発展した方法で、盆栽のように幹を低く仕立て、日陰を造りやすい樹形になります。 広大なブドウ畑で一般的な垣根型と異なり、機械作業に向かないため手間がかかりますが、ブドウの寿命も長くなる傾向があり、樹齢が高くなる結果、収穫量も自然と抑えられます。

ワイン造り
ヴァローネのスタイルは非常にシンプルです。「良い(健全な)ブドウを造ることが、良いワインには不可欠である」という事実が、全ての礎となっています。 セラーの中では多くの複雑な工程がありますが、全ては健全なブドウの味わいをいかに損なわずにワインへ変換するか、という点が大切だと考えているので、余計な手を加えないという事を心掛けています。

photo

例えば、ワインの熟成に確たる目的がない限りは、オーク樽熟成は行わず、ブドウの個性に余計な要素を与えないようにします。一方で、リゼルヴァワインなど複雑味のある味わいを造る為ならば、積極的にオーク樽は使用します。

ヴァローネについて

 

ヴァローネのワイン造り

moji

アパッシメントとは、ブドウを陰干しし、ブドウの果実から余分な水分を飛ばすことで、濃密な味わいのワインに仕上げる製法の事です。収穫後風通しのよい場所で数週間かけて、ブドウの凝縮した味わいを引き出すことができます。単に水分を飛ばすだけではなく、ブドウの茎の養分が果実へと送られ追熟することで、通常の製法では表現できない濃密で優しい味わいが生まれます。

photo

プーリア州やシチリア島など、南イタリアのアパッシメントには、上記の方法の他に独自の製法も見られます。その製法は陰干しというより遅摘みの部類に入る独自の手法で、この土地の気候風土に合った技法です。 ブドウ畑の環境が良い場所、風通しがよい一部の地域で、通常よりも長くブドウを木から切り離さずに残し、樹についたまま、干しブドウのように自然に脱水させます。こうすることで、糖分や有機酸、ミネラルがよりブドウの果実に集中するのです。

収穫時期の少し前になると、ブドウの房の茎の部分を一つずつねじります。これは昔から南イタリアやシチリアに伝わる伝統的な方法ですが、こうすることで、ブドウの実を木に付けたまま乾燥させ、同時にしっかりとした酸味も残すことができます。この酸味は、ワインの余韻にフレッシュ感をもたらし、全体のバランスを取る上で 最も重要な要素なので、手間はかかってもこの方法を取ります。

糖度は29~31度まで上昇し、凝縮した甘みと共に豊かな酸を保った状態になります。このブドウ無くして、「18 Diciotto」のような高アルコール度のワインを造る事はできません。

ヴァローネのワイン造り

こちらもおすすめ…