モレ・サン・ドニ レ・ポルー アンヌ エ セバスティアン ビドー 2019年 フランス ブルゴーニュ 赤ワイン フルボディ 750ml

¥11,000 (税込)

ワイン名(原語) モレ・サン・ドニ・レ・ポルー(MOREY SAINT DENIS LES PORROUX)
生産者(原語) アンヌ・エ・セバスティアン・ビドー(ANNE ET SABASTIEN BIDAULT)
原産国・地域 フランス・ブルゴーニュ
原産地呼称 モレ・サン・ドニ
ヴィンテージ 2019年
ぶどう品種(栽培比率) ピノ・ノワール100%
タイプ 赤ワイン
内容量 750ml
ご注意 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法 要冷蔵 18℃以下

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説明

アンヌ・エ・セバスティアン・ビドー
ANNE ET SABASTIEN BIDAULT

 

ジュヴレシャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー… 高樹齢の珠玉の畑を持つ、注目の新世代ドメーヌ!

アンヌ・エ・セバスティアン・ビドー ANNE ET SABASTIEN BIDAULT

代々受け継ぐ極上の畑でワインをつくる、注目の小規模ドメーヌ

 

ドメーヌ・アンヌ・エ・セバスチャン・ビドーは、モレ・サン・ドニに本拠を置く、極小規模のドメーヌです。畑は現在約1.30ha、海外のワイン愛好家の評判からじわりと人気を集め、今やブルゴーニュで外さないワインとして、徐々に名が知られてきている注目ドメーヌです。

当主のSebastienはピュリニー・モンラッシェ出身の1975年生まれで、妻Anneはモレ・サン・ドニ出身の1976年生まれです。共にワインに囲まれた中で生まれ育った生粋のブルギニョン(ブルゴーニュ人)で、それぞれがワインを仕事として選び、二人は出会いました。

2000年、二人にとって初めての区画をGevrey-Chambertinに0.05ha 取得。2005年、Chambolle-Musigny、Morey-Saint-Denis、さらにま たGevrey-Chambertinに畑を取得する機会に恵まれ、合計0.5haに拡 大されます。2008年、Chambolle-Musigny、Morey-Saint-Denis、GevreyChambertinにフェルマージュでの耕作を始め、耕作面積が倍増。
そして2011年、Anneの両親が手掛けていたClos de la Rocheを取得。さらに2014年には、Aloxe-Cortonでもフェルマージュでの耕作を始め、取扱いワインの種類、量を徐々に増やしています。

 

 

家族経営で小規模の畑を丁寧に管理し、誠実なワインを造る生粋のブルギニョン。生産量が少ないため、もし大手の会社がアプローチしたら、あっという間に市場から消えてしまうでしょう。 ブルゴーニュとは「テロワールのワイン」と言われていることからも、大切な畑と樹齢の高い木を持つ時点で、このドメーヌはすでに高いポテンシャルを備えていました。
ただ、あまりに小規模なため、露出の機会がなくひっそりとフランス国内、近隣ヨーロッパの人々が楽しんでいたのです。
今回、まだ手付かずのこのドメーヌのワインを、少量ながら輸入することに成功しました。若干のバックヴィンテージも分けてもらったので、すぐに飲みたい方は古いものを試すことをお勧めします。

 

古木のブドウを慈しむような、丁寧な畑仕事

ドメーヌ・アンヌ・エ・セバスチャン・ビドーでは、栽培は極力自然な栽培をしつつ、畑の状況に合わせて対処する、リュット・レゾネを採用しています。 除草剤は一切使用せず、ブドウの健康状態をより良い状態で維持できるよう注意しますが、非常に小規模のドメーヌのため、万が一の病気蔓延時のリスクを考え、特にオーガニックなどの認証は取得していません。

もともと「レゾネ」とは、ある一定のルールをすべてに適用するものではありません。例えば気候や流行る病害は毎年必ず同じではないので、マニュアル作業的なものでは対応しきれません。まず「観察と原因の把握」から入り、その根本原因に対し長期的な視野でアプローチしていくのが本来のリュット・レゾネです。

例年6月に摘葉を行い、より風通しを良くすることで病害を予防し、またより良い熟度のブドウが得られる ようにしています。これは同時に、収穫の到来時は、選果及び収穫がより行いやすくなるというメリットももたらします。 収穫は20kg入のカゴを使った手摘みで行い、選果後にブドウ果をつぶさないように除梗します。

 

醸造方法アルコール発酵時には、定期的な試飲チェックを行いながらピジャージュ*1とルモンタージュ*2。アルコール発酵は約2週間かけて行い、0.8~1気圧で2~3日かけて圧搾し、樽へワインを移します。 樽の中でマロラクティック発酵と熟成を行います。熟成期間は12ヶ月。

新樽率hは50%(Clos de la Rocheのみ18ヶ月間、新樽率100%)です。必要な場合のみにごく軽くフィルターがけを行いますが、清澄のみに止め、瓶詰めを行います。

*1 Pigeage (ピジャージュ、ピジェアージュ)ワインの発酵中に浮き上がってくる果帽(果皮や種子などの固形物)を棒などで突き崩して再度発酵中のワインの中へ沈める。こうすることで、液面が覆われてワインが呼吸できなくなることを防ぎ、発酵を促すとともに、果皮や種からしっかりとポリフェノールや香りなどを抽出する。
*2 Remontage(ルモンタージュ) 発酵中にタンクの下から上部へ液体をパイプなどで循環させ、発酵を促しつつ均一に進めるのが目的。

 

このドメーヌの本拠地、モレ・サン・ドニ。両隣にジュヴレ・シャンベルタン村とシャンボール・ミュジニー村という二大スターが存在するため、どうしても影が薄くなりがちですが、実際にはグラン・クリュ5つとプルミエ・クリュを数多く持つ、コート・ド・ニュイ屈指の銘醸地です。
石灰質、粘土石灰質の土壌から、長期熟成向きで骨格のしっかりした、男性的な魅力を備えたワインが生み出されます。熟成とともに、最初やや強く感じられたタンニンがまろやかに変容しとても魅力的なワインに仕上がると言われています。

モレ・サン・ドニの村名区画の中でも、シャンボール・ミュジニーに接し、1級畑のクロ・ド・ラ・ビュシエールのすぐ下にあるリュー・ディ「 les Porroux 」の畑のブドウのみ使用。
広さはわずか0.1239ha、ブドウは1987年植樹。モレ・サン・ドニの村名の中でもとりわけ品質の良いものができる、として名高い区画です。シャンボール・ミュジニー村と接する位置にあり、華やかさも持ちますが、若いうちはなかなか開きにくいという特徴を同時に備えています。
一般的に熟成向きの堅牢なタイプのワインとして、長期熟成が期待できます。