フレンチー ジャン・クロード・ボワセ 2019年 アメリカ カリフォルニア

¥4,400 (税込)

ワイン名(原語) フレンチー (FRENCHIE)
生産者(原語) ジャン・クロード・ボワセ・ワインズ USA(JEAN CLAUDE BOISSET WINES U.S.A.)
原産国・地域 アメリカ合衆国・カリフォルニア
原産地呼称 ノース・コースト
ヴィンテージ 2019年
ぶどう品種(栽培比率) カベルネ・ソーヴィニョン81%、プティ・シラー9%、メルロ8%、ジンファンデル2%
タイプ 赤ワイン
内容量 750ml
ご注意 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法 要冷蔵 18℃以下

在庫切れ

カテゴリー:

説明

カベルネ・ソーヴィニョン主体の王道フルボディ!カリフォルニアワイン好き垂涎の1本!
フレンチーFRENCHIE

フレンチブルドックのフレンチーは、私(ジャン=シャルル・ボワセ)が、妻のGinaに送った愛犬です。
フレンチーは、ジャン=シャルルが不在の時は、主人のGinaを守るジェントルマンとして傍に控え、王族のように悠然とした態度を示します。時には愛らしい冒険野郎となり、ワイナリーの中からブドウ畑の隅まで走り回り、その魅力的な姿はどんな来客であっても一瞬で虜にしてしまうほどです。
このワインは、そんなフレンチーの魅力を表現するかのようにカリフォルニアの魅力を凝縮したような、親しみやすく、かつ味わい深いワインです。
ラベルに描かれるのは、数年越しで集められたフレンチーの姿です。ワインは5つのブドウ畑のブドウで造られており、それぞれノースコーストを中心にカリフォルニアのボワセグループの個性的な畑から集められます。
品種は異なるものの、ブルゴーニュとコンセプトは一貫しており、テロワールに対して適切な品種を植え、土壌のポテンシャルを引き出し、表現することを目的としています。ワイン造りは伝統的な製法で醸しからアルコール発酵を行います。その後、熟成はステンレスタンクとフレンチオーク樽(新樽5%)で17カ月間行います。
カベルネ・ソーヴィニョン81%、プティ・シラー9%、メルロ8%、ジンファンデル2%

フレンチー濃密なガーネットの色調で、生き生きとしたラズベリーの香りが立ち上り、続いてブルーベリーパイ、ローズペタルの香りが広がります。チェリー、イチゴ、ザクロといった活き活きとした果実味と、ナツメグや糸杉を思わせる清涼感のある香りが入り混じった複雑な味わい。バランスの取れた酸味と、滑らかなタンニンを感じるボリューム、長い余韻が楽しめる1本です。

ブルゴーニュの巨人 ボワセ・グループ

「フランス・ワイン業界のヌーヴェル・ヴァーグ(新たな波)」 1961年にブルゴーニュに設立された、若い会社でありながら、急成長を遂げたボワセ・グループはこのように形容されます。
今やブルゴーニュ最大にして、フランスの他地域、アメリカ、カナダ、イギリスと世界各国に畑、ワイナリーを運営する一貫して自然栽培に注力し、グローバルに展開してきたボワセグループ。

一方で、ワイン業界において、環境問題の観点から、自然栽培をグローバルに推進してきたことでも知られています。.オーガニック栽培、ビオディナミ栽培に注力し、フランスのドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレや、アメリカのデローチやレイモンドヴィンヤードなど、所有するすべてのワイナリーがオーガニック栽培とビオディナミ栽培を実践しています。

その根底にある哲学は、ブドウ栽培家としての、土地への感謝を持ちながら、その特徴を十二分に引き出したワイン造りでした。

「ネイティヴ・アメリカンに伝わることわざを耳にした時、その深い言葉に胸を撃たれました。『我々は、先祖からこの大地を受け継ぎ所有しているのではない。我々は、この大地を子孫から借りているのだ。』特にブドウ畑が全ての元となっている、我々ワイン生産者にとって、この言葉は重く、強い意味を持ちます。」ジャン=シャルル・ボワセ氏はこのように語っています。

ワイン産地としてのカリフォルニア

アメリカのワイン生産量は、世界第四位。そのうち80~90%を生み出すのがカリフォルニア州です。
生産地域は非常に広く、海岸沿いのノース・コースト、セントラルコースト、サウスコースト、内陸に広がる最大面積のセントラルヴァレー、そしてジンファンデルで有名なシエラネバダ山麓…多種多様なテロワールが広がります。
また、生産ワインの種類も、家庭用大量生産ワインから、オーパスワンに代表される高級ワインまで幅広く見られます。

ボワセグループは2003年以降、カリフォルニアで様々なワイナリーを傘下に収めながら、自然栽培に特化したワイン造りを主導してきましたが、ブルゴーニュでの経験から、カリフォルニアの中でも、有名・無名にこだわらず、ブドウ品種が適正なテロワールを得ているかどうか、そのブドウが自分たちのスタイルに合うか、この点を重視するようになりました。その中で、キーになったのは、カリフォルニア名物である霧です。

霧に沈むゴールデンゲートブリッジはサンフランシスコ観光のハイライトの一つで有名ですね。
太平洋に面したカリフォルニア州のそばを、アラスカから流れてくる寒流が通っています。凍るように冷たい海と、暑い空気が出合うことで、霧が発生します。海の上に発生した霧は、陸地が温まるにつれ、陸地へと流れていきます。この霧が、太陽の光をやわらげ、冷涼な空気を保ち、適度な湿度ももたらします。霧はブドウが完熟する上で理想的な条件を整えてくれるのです。

霧が立ち込める朝は、たとえ真夏でも上着が欲しくなるような、心地よい冷涼な空気。日中強い日差しが射せば霧は消えます。昼夜の寒暖差の大きさは、エレガントなワインを造る上で外せない条件です。

基本的にカリフォルニアは地中海性気候で、雨が少ないうえに冬に集中して降るため、ブドウ栽培中に天気に悩まされることがあまりありません。雨が多いと、様々な病気が蔓延し、その対応に悩まされるのですが、カラリとした空気、抜けるような青空の元、ブドウはストレスなく、健康に育っていきます。
病気が少ないと薬剤などを使う必要もないので、ブドウ栽培においても自然派栽培の導入がしやすいところも特徴です。

この気候条件の良さに加え、霧の恩恵を受けることで、カリフォルニアの偉大なワインが育まれているのです。

醸造チーム

ジャン・クロード・ボワセUSAの各ワインを手掛けるのは二人の醸造家です。それぞれのシリーズが持つコンセプトに合うように、責任をもってワインを仕上げていきます。

ステファニー・プットナム Stephanie Putnamカベルネ&シャルドネのスペシャリスト
北部カリフォルニア出身。U.C.デイヴィス校で醸造学を学び、カリフォルニアで屈指の醸造家の一人として知られています。
ボワセグループの前は、カルトワインの一つとして名高い「ファー・ニエンテ」で8年間醸造家として働き、「カリフォルニア最高峰のカベルネとシャルドネ」を手掛けました。
その前は、安定した品質で知られるヘス・コレクションのチームの一員としてワイン造りに携わっていました。
彼女の手掛けたワインは、ワイン・スペクテイター誌とワイン・エンスージアスト誌においてTOP100の一つとして選出され、さらに「カベルネ・ソーヴィニョン・オブ・ジ・イヤー」にも選出されました。
まさに名実ともに「カベルネのスペシャリスト」と言えます。

ブライアン・マロニー Brian Maloneyビオディナミ栽培&ピノ・ノワールのスペシャリスト ソノマカウンティーに生まれ、ワインに熱中する祖父の影響を強く受け ワインに興味を持ちます。 最初はブドウ畑からキャリアをスタートしました。土地勘もあり、テロワールに対する洞察に優れていた彼は、瞬く前に知識と経験を蓄えてゆき、ボワセグループのアメリカにおけるビオディナミ栽培の中核的な仕事に携わるようになります。 ことのほかピノ・ノワールに強い思い入れを持つ彼は、醸造にかかわるようになると、そこでも才能を発揮するようになりました。初めて手掛けたワインがワイン・スペクテイター誌とワイン・エンスージアスト誌において90点を獲得します。 その後ボワセグループの中核ともいえるニュイ・サン・ジョルジュ(フランス・ブルゴーニュ)のセラーでも醸造を任されます。この時グレゴリー・パトリア氏(ドメーヌ・ルロワで栽培・醸造に携わった栽培家、醸造家)の下で深い知識と経験を得ます。まさにピノノワールのスペシャリストとしてのキャリアを着実に積んできた人物です。

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