コラゾン・デル・インディオ ヴィニャ・マーティ 2019年 チリ ペンカウエ・ヴァレー

¥3,630 (税込)

ムートン、オーパスワンの醸造家が作るワイン!ボルドースタイルの上級キュベ。

ワイン名(原語) コラゾン・デル・インディオ(CORAZON DEL INDIO)
原産国・地域 チリ・ペンカウエ・ヴァレー
生産者 ヴィニャ・マーティ(VINA MARTY)
ヴィンテージ 2019年
ぶどう品種(栽培比率) カベルネ・ソーヴィニョン、カルメネール、シラー
タイプ 赤ワイン
内容量 750ml
ご注意 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法 要冷蔵 18℃以下
特徴: ムートン、オーパス・ワン、そしてアルマヴィーヴァを造ってきた醸造家、パスカル・マーティ氏が立ち上げたワイナリー。
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説明

雄大なアンデスの伝承に捧げるボルドー伝統のアッサンブラージュが生み出すプレミアム・ブレンデッド・ワイン
インディオ

カリスマ醸造家が手がけるデイリー・オーパスワン

コラゾン・デル・インディオは、プレミアム・ブレンデッド・ワインに位置付けられる上位キュヴェです。 ヴィニャ・マーティのセラーからアンデス山脈を見上げると、その稜線は、ちょうど人が仰向けに寝たようなシルエットを描きます。 頭、額、鼻、あご・・・そしてちょうど胸元の付近に、ハート型の大岩が見えます。 この岩は、夕日を受けたときに燃えるように照り返すので、昔から住む現地の人々は、この岩を「コラソン・デル・インディオ」、「インディオの心臓(ハート)」と呼びます。 この岩には、現地のインディオに伝わる伝説があります。
コラゾン・デル・インディオについて

昔、ある優れたインディオの戦士が、インカの姫と恋に落ちました。 このカップルの誕生に町中が喜びました。 ところが、ちょうど結婚式当日に事故が起こり、姫は式の直前に命を落としてしまいました。 悲しんだ戦士は、姫の墓の前で泣き続けました。 森羅万象の女神パチャママは、この二人を不憫に思い、戦士をアンデス山脈へと変えました。 そして、姫の墓があった場所に、ターコイズブルーの美しい泉が湧き出ました。その色は、ちょうど姫の瞳の色と同じでした。 この戦士と姫は、それ以来、その土地に住む人々にとって大地の守り神であると考えられてきました。 この美しい伝説にあやかり、またチリの優れたテロワールに敬意を表し、パスカル・マーティ氏が生み出したワインが、コラソン・デル・インディオというワインです。 ラベルに描かれるのは、モチーフとなった大岩と、アンデス山脈の稜線を尾根伝いに見た風景です。

コラソン・デル・インディオ

選ばれた土地、ペンカウエのブドウのみ使用

ブドウはすべて、マウレ・ヴァレーで特に優れたテロワールを持つ、ペンカウエ・ヴァレーのブドウのみ使用します。 ボルドーを彷彿させる、フルボディの赤ワインですが、ペンカウエの特徴とマッチする3つのブドウ、カベルネ・ソーヴィニョン、シラー、カルメネールという、ユニークな構成の赤ワインです。 パスカル・マーティ氏が、そのワイン造りの方針を語ってくれました。 「ボルドーでも、カリフォルニアでも、ここチリでも、赤ワインの一つの完成された姿として私が求めるのは、プロポーションです。 人間のプロポーションが優れたバランスを持っているように、ワインにも同じような設計が必要だと考えています。 基本的には、まず骨格、肉付き、そしてプラスアルファ、例えばその人の個性だったり、何か特徴ですね。

ワインも全く同様に考えることができます。 まず、構造のしっかりしたカベルネ・ソーヴィニョンでワインの骨格を作ります。 ボリューム感があって、ふくよかな果実味を持つカルメネールで肉付きを与えます。 ボルドーでは、この役割はメルロですね。 最後に、スパイシーな要素を持つシラーが、個性を与えます。 シラーによって、オリエンタルな魅力を持つ独特の味わいがワインに生まれます。 ボルドーでは、プティ・ヴェルドやカベルネ・フランを同じようにスパイスとして用いたことがありました」。 その言葉の通り、マーティ氏がプレミアムワインを造る時同様のプロセス、考え方でワインは作られます。 そして、数年の熟成を経て、飲み頃に達したとき、そのワインは出荷されます。
コラソン・デル・インディオ
テロワールについて

ブドウ畑 : ペンカウエ・ヴァレー

マウレヴァレーの中で、さらに厳選された土壌「ペンカウエ・ヴァレー」。パスカル・マーティ氏はアルマヴィーヴァ造りのためにチリに赴任した際、この土地でのブドウ栽培の可能性を感じ、1997年から2008年にかけ、カベルネ・ソーヴィニョン、シラー、カルメネールを植えました。 チリで最も有名な産地はマイポ・ヴァレーでしょう。対してサンティアゴから南に250km下った、マウレ・ヴァレーは、それほど知られてはいませんが、実はチリで最も古いワイン用ブドウ栽培の歴史を持ちます。昔はカリニャンの栽培が盛んでしたが、現在では徐々にカベルネやシラーといった高級ブドウ品種の割合が増えてきています。 そのマウレの中で、マーティ氏が見出した土地、ペンカウエは非常にポテンシャルの高いブドウが生まれます。糖度が高く、酸味や香りの乗った素晴らしいブドウは、厚いボディとキメ細かいタンニンを備えた、素晴らしいワインを生み出します。

テロワールについて

テロワール

メディアも注目!

あの世界一ソムリエの田崎真也がコラソン・デル・インディオにティスティングコメントを発表!

雑誌にも多数掲載!

ヴィニャマーティ

ヴィニャマーティ全商品

オーナーであり、醸造家でもあるパスカル・マーティ氏のヴィジョンは、彼の過去の経験、ノウハウの集大成となるワイン、情熱の全てを傾けて自らの思い描くワインを造る事でした。

マーティさん
五大シャトー「ムートン」、カリフォルニアの「オーパス・ワン」、チリを代表するプレミアムワインの「アルマヴィーヴァ」

五大シャトー「ムートン」、カリフォルニアの「オーパス・ワン」の後に、チリを代表するプレミアムワインの「アルマヴィーヴァ」を手掛けた時、彼はチリの類まれなテロワールを知りました。しかし、現状の大規模生産では、そのポテンシャルを引き出すだけのワイン造りが出来ない事にも気づいていました。彼の胸の内には、自身のワイナリーを造りたいという思いが芽生えたのもこの頃です。
2003年、アルマヴィーヴァでの自身の役割を果たした、との思いから、彼は自身のワイナリー設立に向け、動き始めます。コンサルタントとして世界中を回りつつ、ワイナリー設立準備を進めました。

「あのムートン、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァを手掛けたパスカル・マーティ氏が新ブランドを立ち上げる」

噂を耳にし、ワイン業界内外で彼の夢に共感した人が続出しました。例えば「ロード・オブ・ザ・リング」で有名な映画会社ニューライン・シネマ(現ワーナーグループ)のマイケル・リン氏や、元バロン・フィリップ・ロッチルド社の社長で、現在アメリカで輸入会社を経営するオリヴィエ・ルブレ氏もバックアップを申し出ました。

多くの人々の夢も乗せて、2008年、満を持してマーティ氏自らのワイナリー「ディオニソス・ワインズ」を設立。2013年、ヴィニャ・マーティと自身の名を冠したワイナリーへと変更、生涯をかけたプロジェクトとしての意気込みを表現するに至ります。

ヴィニャマーティのろごについて

“ワインは、洋服のように飲む人の気分や目的で選ぶことを愉しむことができる。だから、いろいろなシーンに合わせてワインを造ったんだ。”マーティ氏はこのように自身のブランドを語ります。

ヴィニャ・マーティのワインは、栽培から醸造まで一貫してパスカル・マーティ氏が直接手掛けています。全てのワインに、彼の経験と技術、そして深い愛情が注がれています。 今まで世界に名を馳せたプレミアムワインばかり手掛けてきたマーティ氏は、今、上質なデイリーワインを造ることにも等しく面白さを見出しているのです。
マーティさん
世界最高峰を造りだした醸造家が、新たな視点で造るワイン、それがヴィニャ・マーティの提案するワインです。 そのラインナップは幅広く、カサ・デル・セロ・レゼルヴァ、ラヴ、イライア、ピルカ、コラソン・デル・インディオ、カラク、セール、クロ・デ・ファと現在8シリーズのワインを造っています。