ドン・アントニオ テヌータ・ウリッセ MV イタリア アブルッツオ 赤ワイン フルボディ 750ml

¥10,800 (税込)

ワイン名(原語) ドン・アントニオ(DON ANTONIO)
生産者名(原語) テヌータ・ウリッセ (TENUTA ULISSE)
原産国・地域 イタリア・アブルッツォ州
原産地呼称
ヴィンテージ MV
ぶどう品種
(栽培比率)
モンテプルチャーノ100%
タイプ 赤ワイン
内容量 750ml
ご注意 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法 要冷蔵 18℃以下

お取り寄せができます

カテゴリー:

説明

テヌータ・ウリッセ
TENUTA ULISSE

ほとんどのワインがLuca Maroni 95点以上の高評価!!

トップキュヴェ「ドン・アントニオ」はAnnuario Luca Maroni 2022

アブルッツォで最も注目を集めるワイナリーの一つ

テヌータ・ウリッセは2006年に設立、ウリッセ家の若い兄弟、アントニオ(Antonio)とルイジ( Luigi)によって運営されているワイナリーです。
醸造所としての歴史は浅いものの、ウリッセ家は代々アブルッツォ州の伝統的な地場品種を主体に栽培してきました。

「アブルッツォ州の個性的で表現力豊かなテロワールのもと、他地域にはないアブルッツォ州独自の高品質ワインを作ることを目指す」ことを目標にするテヌータ・ウリッセは、地場品種でのワイン造りに強いこだわりをもちます。
アブルッツォ州でおなじみのモンテプルチャーノやトレッビアーノの他に、ペコリーノ、パッセリーナ、ココッチオーラといった品種を用いる他、ピノ・グリージョ(ピノ・グリ)やメルロといった国際品種も一部用います。

・近代的な醸造テクニックを駆使し、地場品種が持つ新たな可能性を探る
・アブルッツォ州のテロワールにおける国際品種の再解釈を行う

これがテヌータ・ウリッセの目標とするワイン造りです。そのアプローチが功を奏し、イタリアワインガイドとして信頼が厚 い「ルカ・マローニ」の評価で、ほとんどのワインが90点以上を獲得。しかもDon Antonioに至っては、2022年度のベストワイン38本のうちの1本に選ばれました。設立間もないワイナリーながら、このような華々しい受賞結果を残したため、瞬く間に世界中から注目を集めるようになりました。

photo

 

山と海に挟まれた土地 アブルッツォ州

アブルッツォ州はイタリア半島の中部に位置しています。東はアドリア海、西にアペニン山脈と海と山に挟まれており、西はラツィオ州、南はモリーゼ州、北はマルケ州に接しています。
この地のワイン造りの歴史は非常に古く、古代ローマよりも早く、エトルリア人によって既にワイン造りが行われていたという説もあります。続く帝政ローマの時代には国中にその品質が認められ、詩人オウィディウスによってこの地の肥沃と、産するワインの豊饒さがうたわれました。

photo

アブルッツォ州のブドウ畑は海と山に挟まれた丘陵地帯に広がっています。地中海性気候で夏は暑く乾燥し、冬は比較的温暖で雨が多くなります。しかし、アブルッツォ州には山岳地帯が多く、しかもアペニン山脈最高峰のグラン・サッソ(コルノ・グランデは2,912m)、続くマイエッラ(モンテ・アマーロ2,793m)という名峰が連なります。そのため、内陸の山岳地帯は昼夜の寒暖差も高く、比較的冷涼な気候と言えます。

アブルッツォ州はもともとブドウ栽培に適した土地であったこともあり、それほど努力しなくても良いブドウが栽培できていました。そのため、生産量の多くがバルクワインとして州外に売りに出され、長年質より量を重視したワイン造りが行われた来ました。 しかし、近年はブドウ栽培からワイン造り~瓶詰まで一貫して行う小規模ワイナリーが増えており、もともと高かった品質をさらにブラッシュアップさせ、個性を打ち出してくるものが見られるようになりました。また、アブルッツォ州は国立自然公園が多く、周囲の自然環境とも共存できる持続的な自然栽培を行うワイナリーが多いのも特徴です。

代表的なワインは、赤ワインではDOCGモンテプルチャーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・テラメーネ、DOCモンテプルチャーノ・ダブルッツォ、ロゼワインのDOCチェラスオーロ・ダブルッツォ、白ワインのDOCトレッビアーノ・ダブルッツォがあります。

ワイナリー

 

James Suckling2022 92点
Luca Maroni2023 99点
Luca Maroni2024 99点

テヌータ・ウリッセの歴史を紡いできた尊敬する父、祖父、曾祖父へのオマージュとして造るワイン。また、テヌータ・ウリッセの赤ワインの哲学を体現する1本。 ブドウの果実は完熟のタイミングを過ぎ、やや過熟と思われる頃に、手摘みで入念にチェックしながら収穫する。 軽くプレスして徐梗し、20~25日間醸しを行う。その後圧搾し、24~26℃に温度管理されたステンレスタンクと、自然の温度の中においたコンクリートタンクで発酵させる。フレンチオーク樽にワインを移し、マロラクティック発酵させながら12カ月間熟成させ、瓶詰後さらに最低3か月熟成させてからリリースする。 暗いルビーレッドの色調、溢れるように広がる複雑な香りが感じられる。プラム、チェリージャムを思わせる濃密な果実のアロマに、タバコやスパイスのニュアンス。バランスがとれた味わいで、滋味深い味わいが、飲む人に温かみを感じさせる。牛肉や羊肉といった赤身の肉料理、ジビエの料理と相性が良いワイン。パルミジャーノやペコリーノ、ゴルゴンゾーラといった、熟成させたチーズにもよく合う。

 

こちらもおすすめ…